
スロベニア5日目はボーヒン湖です。ここはブレッド湖よりは有名ではないですが、スロベニア国内では有名で、だいぶ綺麗な湖です。リュブリャナにも慣れてきまして、買い物やバスルートも分かってきました。最近はもう、グーグルマップがあればどこでも行けますね。

目次
湖へのチケットを買う
5日目、僕はふと湖に行きたいと思いました。しかしブレッド湖はあまりに有名すぎてつまらない、よし、その奥にあるボーヒン湖に行ってみようということで、実際に行ってみました。
まずはリュブリャナ駅前にあるバスターミナルでチケットを買いました。ワンウェイ?リターン?と聞かれたのでリターンと言い、なんとなく説明を聞きながら、バスターミナルのチケット売り場もずいぶん小規模だなあと感じていました。そういえばトリグラフ国立公園やボーヒン湖は入場料などないので、主な出費はこのバス代だけですね。片道7~9ユーロだったと思います。正確には覚えてないです。
そして「7だか8だかのバス停に来るからそこで待ってろや」、と言われたので待つことにしました。しかしヨーロッパだからどうせ時間通りに来ないだろと思い、パン屋でアップルパイを買ってまた外に出てみたら、来てました。慌てて乗車するとすぐに発車しました。乗客は思ったより多く、イタリア語やスロベニア語が聞こえてきました。やっぱりイタリアからの観光客が多いですね。
ブレッド湖を通過してボーヒン湖へ
そしてバスに乗っていると、ブレッド湖に着きました。大勢がそこで降りていきました。車窓から見たのですが、やっぱりそんなにすごい湖に見えないですよ、ブレッド湖。城が湖の中心に浮かんでいるのは少し幻想的ですけど、そんなにすごくないぞ!僕はブレッド湖を通り過ぎてボーヒン湖に行くことを後悔したくないため、頭の中でひたすらブレッド湖を卑下しました。今考えると、非常に洗練されている湖だったなと思います。
ちなみにバスから降りるときは立ってみせるなど運転手に降りる意思を乗客は見せていました。長距離バスではストップボタンがないんですね。少なくとも僕が乗ったバスはなかったです。バス停に誰もいなければ運転手はもちろん平気で通り過ぎますね。
ブレッド湖からボーヒン湖へ向かう途中の景色は最高でした。山と村ですね。そして僕は11月初頭に行ったので紅葉も。心が落ち着く風景です。しかし次第に雨が降って、強まっていきました。不安でした。
大雨の絶景
そしてボーヒン湖へ着くと、雷雨になっていました。そしてインフォメーションセンターやメルカトールなどがバス停の前にはあるものの、人が全然いない。道路が工事中だったので、働いている人は多かったです。
とりあえずメルカトールでパンと水を買い、テキトーにほとりを歩いていきました。

景色は最高でした。車道のそばに砂利道があって、そこを歩いていくのですが、右には湖、左には美しい紅葉で、自然を堪能できます。しかし雨が降っていたので、僕の靴は落ち葉にたまった水たまりを吸っていきました。足がどんどん冷たくなって、ああ、これは凍傷になるなと感じたので、早めのバスで帰りました。
バスの中では靴下を脱いではだしであぐらをかき、イタリア語の本を読みながら小さな声で発音していました。変な人でした。5日目はそんな感じです。
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