スロベニア旅行記⑥(ラスト) シュコツィアン洞窟群へ行く

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シュコチアン

スロベニア旅行6日目、ラストはシュコツィアン洞窟群に行ってきました。ここは世界遺産なので、世界遺産検定を取得した身としては前々から行ってみたかったんです。しかし実際に調べてみると交通の便が悪く、大変そうでした。でも、バスで行ってきました。

シュコツィアンへ行くためにDevaca駅へ

まず、シュコツィアンに行くためには、Devacaというスロベニア南西部にある駅に行かなくてはなりません。そのためリュブリャナからバスか電車でそこに向かいます。僕は前日にボーヒン湖へ行ったのですが、そのバスがなかなか安く快適だったので今回もバスで向かうことにしました。ちなみにその前日にシュコツィアン洞窟群へのツアーチケットをオンラインで予約しておきました。12ユーロでした。この世界遺産へはツアーガイド抜きでは入れません。

リュブリャナ
リュブリャナ

ということで中央駅前のバスターミナルでチケットを買いました。受付の人にリターンチケットはもらえますかと聞いたところ、NO!と言われ、「なに?!」と思いましたが諦めて片道チケットだけ持ってバスを待ちました。スロベニアは別に自動化がめちゃくちゃ進んでるわけじゃないので、バスや電車の乗車時、車内でチケットを買っても嫌な目はされません。

そんなわけで乗車して、ぼーっとしてました。やはり感じたのはブレッド方面に乗った時と同様、アジア人観光客が僕含め多いなあという印象でした。まあでもどうせポストイナ鍾乳洞のバス停で全員降りるだろうと思っていたのですが、意外と2,3人しか降りなかったです。まあでもコペル行きだし、みんなそこで降りるだろう。シュコツィアンはあんまり公共交通機関で来る人がいないと聞いていたので、そこには僕しか降りないと考えていました。しかし意外や意外、6人くらい一気にDevacaで降りました。

タクシーは?無料シャトルバスは?

降りた瞬間、僕はやばいと思いました。バス停のまん前にタクシーかシャトルバスがあるもんだと思っていたのです。実際はもう、一個もなかったです。そんなひどい田舎ではないのですが、小規模な町のため、そこらへんにタクシーがいるなんてこともなく。とりあえず僕は一緒に降りた人にどうやって行くつもりか訊ねてみました。

「洞窟に行くんですか?」僕は言いました。すると一緒に降りたご夫婦は「ええ、そうです」と言い、僕は「僕もです、タクシーかバスですか?」と言いました。新しい情報を持っていないか少し期待していましたが、お二人は「いえ、徒歩ですよ」と言い、僕は驚きました。グーグルマップで調べたところ、駅からツアー受付まで片道40分です。遠いんです。交通の便が悪い、というか整ってないんです、世界遺産なのに。(世界遺産だからなのかな?逆に)まあ、そんなこんなでお二人のガッツに感銘を受けた僕は、自分も徒歩で行くことを決意しました。そして、もしかしてと思って聞いたのですが、日本人の方々でした。スロベニアで日本の方に会うのは初めてでした。とても親近感がわきましたね。素敵な方々でした。

急ぎ足のハイキング

しかし問題があって、それは40分歩く体力とか天気のことではなく、バスの遅延によってツアーの時間までギリギリということです。僕とご夫婦は山道を突っ走って受付まで行きました。ご夫婦は2,30代ではおそらくないのですが体力的にも精神的にもパワフルな方々で、僕が間に合いたい一心で自己中に早く走っても、ついてきてくれました(すみませんでした)。

山道

そう、一応、徒歩の旅行者用に「洞窟はこっち」というような目印(キャラクターのシール?)はあります。なので一心に走っても迷いはしないですが、グーグルマップに頼りすぎると迷います。道が時々分かれているからです。それはスマホの地図には書かれていないような獣道です。

ということで、山道に入るまではスマホで調べたほうがいいですが、山道入ってからはその目印に従った方がいいです。そしてツアー受付やチケット売り場、出発地点はレストランのとこにありますので、くれぐれも間違えないように。シュコツィアンケイブとマップで調べて、洞窟入口に直接行かないようにね。チケットもらって集合しないといけないので。

チケット売り場に到着!そして鍾乳洞へ

なんとか時間に間に合って、チケット売り場に到着しました。ご夫婦の助けがあって、僕は道に迷わずすみました。道中、絶景ポイントがあるのですが、そこを抜けてすぐ、4方向に分かれている場所があります。僕はそこでスマホを頼りに森の奥へ進もうとしたのですが、お二人が止めてくれて、とりあえずここにあるレストランのような建物に行ってみようと、おっしゃってくれました。そしてそこが受付だったのです。

僕はオンラインチケット(メール)を提示して、受付で紙のチケットをもらいました。ご夫婦は予約していなかったようですが、問題なくチケットをその場で購入できていました。それからシャトルバスの時間を確認したり(12時すぎに出発のDevoca駅行きがあるそうです)お手洗いに行くなどして、その後5分程度経つと、広場の真ん中で、ガタイの良いおばちゃんがスロベニア語でなにか言いました。それにツアー客(大勢のスロベニア人?の修学旅行生)がぞろぞろと続いたので、僕らもついていきました。ガイドの方ですね。オフシーズンだからか、英語での案内はないのかな?と少し不安にはなりました。

シュコチアン
シュコツィアンの景色

歩いて5分か10分ほど、洞窟の入口に着きました。ガイドさんは二人になっていました。英語での説明もあったのでほっとしました。そしてそのガタイのいいおばちゃんは英語とスロベニア語とイタリア語を話していました。そして説明を聞くと、ガイドは本職ではなく本職は学者か探検家みたいです。ハイスペックな人だなと驚きました。説明後、スロベニア語グループと英語・イタリア語グループの二つに分かれて洞窟に入りました。

洞窟群はあまりに幻想的

そしていざ中に入ると、撮影禁止なのですが、めちゃくちゃ異世界のような景色が広がりました。ロードオブザリングに似てるらしいとそのご夫婦から聞いてはいたのですが、本当にそっくりでした。ファンタジー世界。ここに住んだら数年は飽きないです。利便性は悪いですけど。

そんなわけで静かで美しい場所をしばらく歩くのですが、そのあと、湖のあるゾーンに行きます。そこが荘厳でした。滝の音がゴゴゴと常に響いて、そしてでかい。いろいろでかいんです。そして深い。鍾乳石には触ってはいけませんが、手を近づけてみるとひんやりします。そして道中、橋を渡ります。渓谷のようになっている場所を渡るので、高所恐怖症の方は要注意ですね。

出口(出口のみ撮影OK)

そうして1時間程度歩いて出口に着きます。個人的な感想としては、マイクラの洞窟に似ていますね。あの、マグマとか滝とかがあって、つるはしでザクザク掘って行って、金とか採掘したり、ダンジョンを見つけたりするあそこ。似てます。まさか現実であるとはね。

サンドイッチをごちそうになりました

その後ツアーが終わり、順調にシャトルバスが来て、それに乗って駅に帰りました。しかしリュブリャナまでのバスがまだ来なかったので、ご飯を食べることにしました。そこでなんと、ご夫婦は僕に美味しいハムチーズサンドをごちそうしてくれました。本当に嬉しかったです。雑談なんかも楽しくて、とても良い思い出になりました。最後のバス停では「バスが行ってしまった!」と僕らが慌てていたら、スロベニアと日本のハーフの方がヌっと現れて、「大丈夫です、すぐきます」と教えてくれました。図らずも、日本とゆかりのある一日となりました。

スロベニア旅行最後の日はそんな感じです。(正確にはその次の日もリュブリャナにいたが、何もせずflixbusでイタリアにいきました)

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