休学をしてみて、半年以上経って、感じたこと【ヘタレ向け】

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僕は今年休学をしました。休学が始まってからもう半年以上経っているので、あらためて休学のメリットとか、何が得られたかなど、書こうと思います。一つの体験談として、誰かの役に立てればうれしいです。

休学をして良かった

結果として、まず最初に言えるのは休学をしてよかったということです。大学3年と4年の間で現在休学をしているわけですが、それまでの3年間と比べて圧倒的に濃い経験ができています。

フィリピン、オーストラリア、イタリア、スロベニア、フランス、イギリスに行きました。日本でも農家で住み込みで働くなど、これまでの自分であればやらなかったであろう経験ができたんです。もちろんお金と時間はかかりましたが、だからこそこれまで以上にテキパキ継続して行動できました。

しかし、まだ就活を終えたわけでもなく、大学を卒業したわけでもないため、休学をしたら一流企業に入れるとか、これまでの平凡な自分とは違う夢のような世界に行けたとか、逆に休学したからこそ社会でどん底になったとか、そういう卒業後のこと、就活とのつながりなど、長期的なことは分かりません。

ただ短期的に見て、けっこう満足しています。休学なんてしなきゃよかったと、今のところは一度も思っていません。

休学理由を振り返って

僕の休学目的としてはけっこう単純で、以前ブログにも書いた気がするんですけど、まず英語の習得です。英語が使えればできることや関われる人の数が圧倒的に増えると思ったからです。これは今思えば、ある程度達成できました。今はもう英語でのコミュニケーションは円滑にできます。難しい話題やリーディングになると能力は大幅に落ちますが。

そして休学理由の二つ目は、馴染みのない文化を肌で感じて知っていくこと。文化人類学や地理学が好きなので、そういったことに好奇心が湧きました。僕が大学で学んでいることにも関係してます。異文化は日本で住み込みの農家バイトをしたときも感じましたし、今いるフランスでも感じています。しかしホームステイをする分には、国や地域での価値観の違いより家庭ごとのルールや人間性の違いの方が圧倒的に大きいと思います。

他にも理由は多くあります。旅がしたい、綺麗な景色を見たいという願望も理由ですし、学生のうちに会社員以外の働き方(ノマドなど)を模索してみたかったのも理由です。それに、単に1年くらい休学しても就活などにダメージ少ないだろ、という俗で安易な気持ちもありました。今振り返れば、休学理由は曖昧で、覚悟はそこまでなかったです。本当に一歩踏み出したきっかけは、アイスランドに住みたいという夢だったりもしました。

僕はどうしようもない

休学理由も踏まえ、僕は休学して留学やボランティアをする人間の中で、ダントツでどうしようもないと考えています。もちろん、僕はこの半年に満足しています。そもそも他人と比べること自体がナンセンスかもしれません。しかし休学をして活動する人ってすごい人が多いじゃないですか。トビタテなどの奨学金で活動したり、1年間きちっと留学したり、何らかの団体のリーダーになったり。この言い方も偏見あるかもしれませんけど。

なんていうんでしょう。公的に示せる後ろ盾がある人が多い、というか。〇〇大一年留学、○○グループ○○部門リーダー、○○賞受賞のような。目標も明確で、将来への筋道も立てていて、面接なんかがあっても休学理由と活動内容をスパッと説明もできる。僕は英語力の向上と異文化体験なんてふわっとしたもので、ホリデーにしか見えないです。実際ホリデーです。ワークアウェイや農家バイト、楽しかったです。英語も途中から全然苦じゃなくなって、だから歯を食いしばって頑張ったこと、休学の中でめったにないです(宗教団体から逃げたときは歯を食いしばっていた)。

なんなら1年から3年の間にバイトで頑張ってテスト勉強なども効率よくやって、テキパキ行動すれば、休学で経験したことを先取りできたと思います。セブ島留学だって、WWOOFやhelpx、ワークアウェイだって、農家バイトだって、このブログだって、ライター活動だって。

さらに僕は家庭環境が良好で、親は僕のすることに常に協力的でした。だから非常に感謝していますし、そしてとてももったいない日々を大学在学中に過ごしたと考えてます。本読んでたまにバイトして友達と時々遊んでました。読書は本当に良い経験でしたが、でも何かほかに行動できることがあったろうと思います。なんなら小さいころからそうです。つまり、もし、これやりたい(例えば寿司職人になりたい)と親に言えば、全力で彼らは協力してくれたでしょう。

今回の休学でホームステイをして、日本語を海外の子に教えて、あらためて気づかされました。その子たちは日本語を勉強したいと親に伝えて、そして親御さんたちは頑張って何か探して、そして僕ら日本人をWWOOFやhelpx、ワークアウェイ経由で(たとえ面倒に思ったとしても子供のためを思って)迎え入れてるわけです。

少し脱線しましたが、つまり何が言いたいかというと、休学は別にデキる人間だけがさらに完璧になるためにすることじゃないし、ぼくのようなちゃらんぽらんもいれば、病気の療養でもなく目的もなくただぼーっとして1年過ごす人もいるということです。自分の中で醸成されたイメージやメディアでの目立つ人の発言などに過度に動かされる必要はないと思います。

うまくまとまらないですが、ギャップイヤーのような意味合いで休学するなら、それは自分がやりたいことを学生という身分を活かして存分にやれる期間でしかないと思います。それ以上でもそれ以下でもないというか。そこに善悪や就活への関連を見出す必要もないでしょうし、無理に海外とか起業とかそういうネット上で休学と関連しそうなワードに自分自身を結び付ける必要もないでしょうし(もちろん自分の行きたい方向と相談してではありますが)。

休学しようか悩んでいたころは、自分なんかがして大丈夫なのかなと悩んでいたことが多いです。でも結果、大丈夫でした。途中骨折ったりホストファミリーから逃げたりもありましたし、言語の面で意見が伝わらなくて呆れられたこともありましたが、それもいい思い出です。

冒頭にも書いたように、就活時や社会出てから僕は休学を後悔するのかもしれません。でも今のところ、過去の自分と比べてみたり満足度を考えてみたり、身に着いたスキルなどを加味して、やはり良かったと感じています。こう書くと、「スキルとか満足とかめっちゃ自分中心じゃん。もっと親孝行とか、周り見たほうがいい」とか「結局自分探しかよ寒いな、1年休んでまですること?」、といった意見もあるかと思いますが、自分のやりたいこととか、もしくは休みたいとか、これしたいとか、

それを我慢しなくちゃならない金銭状況とか健康状態にない限り、遅かろうが情けなかろうがやった方がすがすがしいと思いますよ。金銭でいえば休学中はフルタイムでバイトする時間だっていっぱい作れますし。

まあ、そんな感じです。

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