農業バイトそこまで辛くない【休学を一から振り返る日記⑥】

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前回までのあらすじ:私はアイスランド滞在のため休学を決意し、そのために休学計画書を書いて、日本の農家でバイトすることも必要だと感じた。だから農家に応募して受かり、実際に行ってみた。

今回の内容:農家で1日8時間程度働いてみて、人と関わる楽しさや体力の限界について知る。

覚えることは家のルール

というわけで僕は農業バイトをしました。住み込みのため、各日の仕事が終わってもその農家の方々と同じ家で生活させていただきました。家と言えば部屋に関してですが、

え、こんなに大きい部屋使っていいんですか?

おお。まあ昔、子供の使ってた部屋だけど。自由に使って

みたいな感じでした。偏見ですけど、農家さんのもとでバイトというと、汚めの小さな部屋で相部屋、色々と耐えなければなれないものだと思っていました。でも、実際は大きくて清潔な部屋に滞在できましたね。

あとは、初日や二日目は仕事を覚えることより、これが誰の箸か、とか、風呂のこれが壊れてるからこう使う、とか、生活の上で必要なことを覚える方が大変でしたね。

それに住み込みは生活リズムや性格が、農家さんや他のバイトさんと合わないとつらいっす。運よく、僕の行ったところはのんびりしていて、そんな一緒に酒飲んだり騒いだりはしませんでした。仕事とご飯の時間以外は基本的に干渉しません。それは語学の勉強や海外情報を休憩時間に集めたかった僕にぴったりでした。

1日8時間肉体労働はなかなか

私は自他ともに認める甘々のもやし人間なので、農家での肉体労働に自分の精神や身体がついてこれるのか非常に不安でした。

実際に数日働いてみると、「意外といけるじゃん」という感想になるのですが、1週間2週間と作業すると、さすがに「これを数か月や1年続けるのは厳しいな」と思うようになりました。蓄積していくんですよね、疲れが。僕は20代と若いので、重いものを任されることが多いですし。(肥料が入った30キロ程度の袋をけっこうな距離運んだり、おがくずを運んでは放ったり、いろいろ。基本的に腰痛いです)

アイスランドで3か月予定されている3~5時間のガーデングor農業or動物の世話にも、個人的に暗雲が立ち込めましたね。日本での住み込みバイトのように8時間ではなくとも、言葉の壁に苦戦しつつ身体も疲れて、はたして大丈夫かなあ、と。

肉体の疲れだけ

ということで身体的には中盤ちょいとつらかったんですが、予想に反して楽な部分もありました。

それは人間関係です。

僕が当初予想していたのは、まんま体育会系の部活のノリで、何度か怒鳴られるのも覚悟して行ったのですが、先ほど書いたように実際はゆるかったですね。仕事はちゃんとやるけど、農家さんもお年寄りなので、あまり大声で指示は出さず、間違えても丁寧に教えてくれました。

他のバイトさんもおとなしく、また文科系の方が多かった印象です。美大の学生さんだったり自然保護の仕事を他にしている人だったり。

農家さんに聞いたところ、

普段もこんな大人しい人ばかりなんですか?

いや、最近のバイトはすごく良くなった方でさ。数年前は高圧的で正体不明な人もいたよ。他のバイトに危害加えそうな感じで、まあ解雇したけど。

だからこそ、君みたいな若い学生以外は、履歴書とか含め、前よりしっかり面接するようにしたのよ。何やってる人かちゃんと聞かないと

そうだったんですか

怖い人も時々応募してくるみたいですね。とりあえず、僕がいたときは無口でおとなしく、自然が好きな人が多かったですけど。ロハスというか、オーガニック志向の人もいましたね。(カップ麺出されても意地でも食べない人いましたね)

まあ総じて静かでのんびり、農家さんの趣味(ミリタリー系)について仕事中雑談したりなど、本当に楽しかったですね。

人間関係の悩みがなければ、仕事量自体は多くてもなんとかやっていけるのかもな、と知った一か月でした。

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